日本私鉄労働組合総連合会(私鉄総連)は5日夜、都内で「19春闘勝利!交通政策要求実現!3.5私鉄総連総決起集会」を開催し、2019春季生活闘争と統一自治体選挙・参院選挙の勝利に向けて団結を固めました。内田厚・連合副事務局長や高松伸幸・交運労協事務局長らと各政党の代表者が来賓として出席しあいさつしました。立憲民主党を代表して福山哲郎幹事長が、準組織内議員として辻元清美国対委員長があいさつし、政策推進私鉄国会議員懇談会に加盟する山花郁夫、武内則男、道下大樹各衆院議員も紹介され一言あいさつしました。

 主催者を代表して田野辺耕一中央執行委員長は「安倍政権は丁寧なゴマカシと嘘で衆院予算委を乗り切り、沖縄の県民投票に対しても辺野古埋め立てを続行している。安倍政権の暴走に野党が歯止めをかけなければ、まっとうな政治は実現しない。働く者の立場、弱い人の立場にたった政治を実現するために、捲土重来、もりやたかしを国政に送る闘いに全力を挙げよう。交通政策の実現と働く者の政治を取り戻すために、あと4か月、職場でのご協力をお願いする。2019春闘では、長時間労働と要員不足に悩む私たちの職場から、労働に見合った賃金水準の獲得を強く求めていかねばならない。私鉄総連は大手組合回答指定日3月14日14時、中小・ハイタク組合19日15時までに回答を引き出すことを確認した。私鉄の運動は職場が原点、組合員が主人公の運動だ。職場からの取り組みを強化し、交渉委員を支える取り組みをお願いする。19春闘、組織の総力を挙げて取り組もう」と呼びかけました。

 福山幹事長は「春闘勝利にむけて頑張っていただきたい。賃金引上げこそが将来の安定と要員不足、長時間労働の解決につながるはず。安倍政権はとうとう統計にまで手を出してきた。可処分所得が増えていないという皆さんの生活実感が正しかった。不正統計によるかさ上げでなく、春闘の勝利で実質賃金増を勝ち取ろう。春闘の勝利、もりやさんの勝利にむけ一緒に戦っていく」と激励と連帯のあいさつを行いました。