枝野幸男代表は10日長崎県を訪れ、大村市と諫早市で行われた立憲タウンミーティングに参加しました。またタウンミーティングに先立ち街頭演説を行い、県議会議員選挙の大村市で公認予定の牧山大和候補予定者、大村市議会議員選挙で公認予定の吉田博候補予定者と党の理念や政策を訴えました(写真上は、大村会場での様子)。
大村市でのタウンミーティングでは、県第3区総支部長でもある山田勝彦県連代表が冒頭、「(日本は種子法が廃止され、遺伝子組み換え食品の輸入大国だが)これ以上グローバル企業の利益のために私たちの大切な子どもたちを犠牲にさせるわけにはいかない。その思いで政治家を志した。子どもたちの笑顔と未来を守っていきたい」とあいさつしました。続いて枝野代表があいさつ、政治を遠く感じている方々との距離を縮められるよう車座でタウンミーティングを行うようにしていると説明しました。
質疑応答では、(1)地場産業の強化が必要ではないか(2)野党が一致していないのでは(3)若者の政治参加はどうすれば進むのか(4)ベーシックインカム(5)国会での政府追求が甘い(6)選挙勝つためにどうするのか(7)食の安全(8)3障害(身体、知的、精神)のうち精神障害についての支援が遅れているのではないか(9)原発ゼロ(10)野党連携(11)教育環境の整備――などの意見や質問がありました。
諫早市でのタウンミーティングでは県第2区総支部長の松平浩一衆院議員が冒頭、国政報告を行い「まっとうな政治を取り戻すべく日々国会で戦っている」とあいさつしました。
質疑応答では、(1)将来の不安、公的年金積立金の資産運用での損失(2)国債残高(3)保険料・消費増税での負担増、防衛予算を削減すればよいのでは(4)議席拡大が必要、衆参選挙での野党連携(5)高校生の投票率アップ、若者向け政策、若者世代に伝えたいこと(6)政党中心の選挙ではなく、個人でも当選できるような選挙制度にはならないか(7)農政に関しての考え(8)野党再編を考えて欲しい(9)女性の働きに保障を(10)投票率が低いことへの対策(11)憲法についての考え方(12)選挙に行かない人へのアプローチ、新規開拓(13)野党連携、失望させないよう、いろいろな意見を汲み上げて欲しい(14)女性候補を増やす取り組み、年代別に議席を分けることは出来ないか――などの意見や質問がありました。
大村市の会場にはキッズスペースが設けられ、ちいさなお子さんと一緒に話を聞き、また質問される方もいらっしゃいました。また、両会場とも高校生など若い方の参加もあり、積極的な質問に枝野代表も熱心に答えていました。