19日午後、「2019 G20サミット市民プラットフォーム」の呼びかけでCivil20(C20)シンポジウム「日本初開催のG20サミットまであと半年 みんなの声をG20へ」が議員会館で開催され、サミットに市民の立場から関わろうとする諸団体や与野党議員が参加し、G20に向けた課題や提案を討議しました。立憲民主党からも多くの国会議員が参加し、近藤昭一衆院議員がスピーチしました。シンポジウムでは市民プラットフォーム共同代表の三輪敦子・アジア・太平洋人権情報センター所長の開催あいさつのあと、冨田浩司・日本政府代表(金融・世界経済に関する首脳会合[G20サミット]担当)と高須幸雄・国連事務総長特別顧問(「人間の安全保障」担当)が基調講演を行いました。
近藤衆院議員は「2010年に愛知で開催されたCOP10・生物多様性条約(CBD)第10回締約国会議では環境副大臣として日本政府代表を務めさせていただいた。困難な交渉をまとめあげる大きな力となってくれたのが民間の皆さん、NGOや市民の参加だった。来年開催されるG20でも、気候だけでなく人権、社会開発、エネルギーなどさまざまな課題がある。多くの市民と関係者の協力で、持続可能な経済と人権が守られる社会に向けた国際合意を実現していこう」と呼びかけました。関係グループからの発表では、労働分野について連合の相原康伸事務局長が報告を行いました。2019 G20サミット市民プラットフォームには日本国内の42団体が参加しており、来年のG20サミットに向けて市民からの提案をまとめる予定です。